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レパートリーの広さが耳鼻科の魅力―森山寛・日本耳鼻咽喉科学会副理事長に聞く◆Vol.1

インタビュー 2013年1月28日 (月)  聞き手・まとめ:山田留奈(m3.com編集部)

耳鼻咽喉科はレパートリーが広く、他科と深く関連しているのが特徴かつ魅力――。日本耳鼻咽喉科学会副理事長の森山寛氏(東京慈恵会医科大学耳鼻咽喉科学教授)は開口一番にそう語った。だからこそ、教育には力が入る。2013年春度内には、他学会に先んじて新しい専門医の研修プログラムを発表する予定だ。耳鼻咽喉科領域の注目トピックスに加え、森山氏がなぜ耳鼻科医を目指したかについても伺った(2012年12月27日にインタビュー。計3回の連載)。 森山寛・日本耳鼻咽喉科学会副理事長に聞く Vol.1◆レパートリーの広さが耳鼻科の魅力 Vol.2◆専門医認定を厳しく、新プログラムも Vol.3◆私は「最後の耳・鼻科医」 ――日本耳鼻咽喉科学会は2013年、どんな活動をされる予定でしょうか。 難聴の遺伝子診断や内視鏡下鼻内手術の適応拡大など、耳鼻咽喉科領域にはいくつかの臨床トピックスがあり、発展を遂げています。これらを国民や医療従事者に向けて広報したり、国に働きかけたりといったサポートをするのが学会活動の柱の一つです。 各論に入る前にまずご理解いただきたいのは、耳鼻咽喉科はレパートリーが広く、他科と深く関連し...