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新薬17成分、25品目の薬価を了承

レポート 2013年2月13日 (水)  橋本佳子(m3.com編集長)

厚生労働省の中央社会保険医療協議会総会(会長:森田朗・学習院大学法学部教授)が2月13日に開催され、新薬17成分、25品目の薬価を了承した(資料は、厚労省のホームページに掲載)。内訳は、内用薬11成分・15品目、注射薬5成分・6品目、外用薬1成分・4品目。薬価収載予定は2013年2月22日。 厚労省の「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」(もしくは前身の未承認薬使用問題検討会議)で、「医療上の必要性が高い」と判断され、同省が企業に開発要請・支援し、承認されたのは計7成分。テトラベナジン、デスモプレシン酢酸塩水和物、リン酸二水素ナトリウム一水和物/無水リン酸水素二ナトリウム、レボカルニチン、パロモマイシン硫酸塩、アトバコン/プログアニル塩酸塩、レボカルニチンだ。 薬価をめぐる議論で、京都府医師会副会長の安達秀樹氏は、「薬価算定の方法について、一度見直しが必要」と求めた。安達氏は従来から、外国平均価格との調整、配合剤の薬価などについて疑問を呈していた(『新薬15成分、22品目の薬価を了承』などを参照)。13日の総会でも、例えば、リセドロン酸ナトリウム水和物は月1回の服用で済むた...