「自分の時間2割以下」半数以上◆Vol.1

医師不足や偏在、キャリアパスの多様化など、若手医師を取り巻く環境が大きく変わろうとしている中で、35歳以下の若手医師「U35ドクター」は、どんな価値観の下、どのようなプライベートを過ごしているのだろうか。 m3.comは、「今どきのU35ドクター」（1：仕事編）に続き、医師会員を対象として、調査を実施した（実施日：2013年2月20日～2月21日）。回答者は、25歳から35歳の勤務医、男女計296人。質問内容は、プライベートに費やす時間やお金、休日の過ごし方、インターネットの活用状況、読書内容など。 Q．1 仕事とプライベートにかける時間について、理想と現実の比率を教えてください。 「仕事：プライベート」の理想的な比率は「7：3」が30.7％で最も多く、次いで「6：4」20.3％、「5：5」16.9％と続き、合計で85.3％が自分の時間を3割以上確保したいと考えているのに対し、現実に自分の時間を3割以上確保しているのは44.7％にとどまった。半数以上が自分のために確保できる時間は2割以下と回答しており、現実の「仕事：プライベート」の比率で最も多かったのは「9：1」で27.0％、次いで「...