「医師は60点弱」、看護師が評価◆Vol.1

医療の高度化や複雑化、また患者の医療に対する期待の高まりなどもあり、チーム医療の重要性が増す中、m3.comでは、医師、薬剤師、看護師がお互いの仕事をどう捉え、チーム医療がどのような方向に進むのかを探るため、病院に勤務するm3.com会員に対し、アンケートを実施した（実施日：2013年4月1～4日、回答数：医師会員300人、薬剤師102人、看護師106）。質問内容は、自職種、他職種への評価や不満、業務拡大の範囲や余地、勉強会や飲み会などの交流頻度など。結果を連載していく。 Q.1 勤務先病院の医師、薬剤師や看護師に期待する総合的レベルを100点とすると、現状は何点くらいですか。 Q.1ではまず、「勤務先病院の各職種に期待する総合的レベルを100点満点として、現状の点数」を聞いた（医師は医師と薬剤師、看護師に対する点数、薬剤師と看護師は、自職種と医師に対する点数）。医師に対する平均点数（全回答の点数の合計を、回答数で割った数値）を見ると、最も高かったのは、医師自身による評価で72.9点、最も低かったのは看護師による評価は59.4点で、10点以上差が開いた。薬剤師は69.6点だった。医師は...