「医師過剰」との回答も医師の15％◆Vol.2

Q.2 勤務先病院の医師、薬剤師、看護師、それぞれの人数は足りていますか。 Q2で「各職種の人数の過不足」を聞いたところ、薬剤師の68.6％、看護師の67.9％が、医師が「足りない」「全く足りない」と回答した（図4）。これに対し、「医師不足」とした医師は60.0％で、他職種に比べ、医師不足への認識がやや低かった。「多すぎる」「多め」と回答した会員の割合でも、医師（15.0％）、薬剤師（10.8％）、看護師（10.3％）となり、医師の高さが目立った。 薬剤師数を見ると、「足りない」「全く足りない」とした薬剤師は85.3％だったのに対し、「薬剤師不足」と回答した医師は38.6％で、認識が大きくかけ離れていた。薬剤師で、「多すぎる」と回答した会員は一人もいなかった（図5）。看護師数でも、「足りない」「全く足りない」とした看護師は77.4％だったのに対し、「看護師不足」と回答した医師は62.3％。薬剤師と看護師は、医師を含めたいずれの職種も、「不足している」との認識が医師より強い傾向となった（図6）。 薬剤師と看護師で、自職種が「多すぎる」と回答した会員は1人もいなかったのに対し、医師の1.3...