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「業務拡大、不安」最多は看護師◆Vol.8

医師調査 2013年5月1日 (水)  池田宏之(m3.com編集部)

図1、2 今後、薬剤師や看護師の業務拡大の余地がありますか。 医師に「看護師と薬剤師の業務拡大の余地」、薬剤師と看護師には「自職種の業務拡大の余地」を聞いた(図1参照)。「薬剤師の業務拡大の余地がある」とした医師は34.3%、薬剤師自身は70.6%が「業務拡大の余地がある」と回答し、約2倍の開きがあった。具体的な行為としては、「手術室内の薬剤管理をしてほしい」「他院処方薬との調整」(医師)、「手術前の薬剤は全て薬剤師に任せた方がよい」「副作用を疑った時の検査オーダー」(薬剤師)といった意見が寄せられた。 「看護師の業務拡大の余地がある」としたのは、医師で33.3%、看護師の34.0%となり、ほぼ認識が一致した(図2参照)。具体的な行為としては「糖尿病外来や糖尿病教育入院患者の教育」「医師の監視下での、採血などの検査の自主的施行」(医師)「ターミナル期の看取り」(看護師)といった意見があった。 図3 薬剤師や看護師の業務拡大に不安はあるか。 図4 薬剤師や看護師の業務拡大の責任はどの職種が負うと考えますか。 全職種に、「医師以外の職種への業務拡大への不安」を聞いたところ、不安が最も多かっ...