「出身大学の病院に入院しない」が6割◆Vol.4
医師調査
2013年5月20日 (月)
池田宏之(m3.com編集部)
Q.4 重篤な疾患にかかった場合、自分の出身大学に入院したいか。 Q.4では、「重篤な疾患にかかった場合、自分の出身大学の病院にしたいか」を、m3.com医師会員に聞いた(調査概要は、『混合診療に否定的、9割弱に上る◆Vol.1』を参照)。 全体で見ると「入院する」が38.1.%、「他の病院を選ぶ」は61.9%となり、入院したくない会員が6割以上多い結果となった。「入院する」は勤務医で40.1%となり、開業医の36.2%より、4ポイント弱多かったが、大きな差はなかった。 「入院する」とした医師の自由回答で多かったのは、「知っている医師、信頼できる医師がいる」という意見に代表される医療の質の高さを挙げる回答だった。知り合いがいた方が、気が楽という回答もあった。一方で「入院しない」という回答の代表的なものは、「知人がいると嫌」という、「入院する」の自由回答と同じことに起因した回答だった。また、現在いる場所から大学が遠いことを挙げた回答も多かった。大学病院のイメージについては、「研修機関」「研究機関」とする回答もあった。 理由として寄せられた主な意見は、以下の通り。 【入院する(勤務医)】 ...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。