「女性医師で良かった」が女性の6割弱◆Vol.6

医師として生まれ変わるなら、どちらを選ぶ 医師として生まれ変わる場合、「男性医師と女性医師、どちらが良いか」を、m3.com医師会員に聞いた（調査概要は、『混合診療に否定的、9割弱に上る◆Vol.1』を参照）。 回答数は、男性医師440人、女性医師66人。男性医師の回答のみを見ると、「男性医師」を選んだ会員が96.8％で、女性医師は3.2％にとどまった。女性医師の回答のみを見た場合、「女性医師」が57.6％で、「男性医師」の42.4％よりも多いものの、「女性医師は不利」と考える医師が多いことが分かる。開業医の女性（回答数27）に限ってみると、「男性医師」との回答が8人、「女性医師」が19人となり、女性医師を選んだ会員が2倍以上となった。 「男性医師」と回答した会員の自由意見としては、男性では妊娠、出産、育児を挙げた回答が最多だった。女性医師からも、ライフイベントを原因とした声が聞かれたほか、「男性社会だから」「もてる」といった理由が挙げられた。産休明けの復帰で、転勤を余議なくされた経験を寄せた女性医師もいた。 「女性医師」と回答した会員の自由意見では、「仕事も子どもも大切」といったライ...