1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. 医師の8割、暴言・暴力を経験◆Vol.1

医師の8割、暴言・暴力を経験◆Vol.1

医師調査 2013年6月3日 (月)  島田 昇(m3.com編集部)

「モンスター・ペイシェント」と呼ばれる暴言・暴力を振るう患者が、医療現場に大きな影響を及ぼしている。 m3.comは、「モンスター・ペイシェント」の現状や、現場の医師がどのような対策を講じているかなどを探るため、m3.com医師会員を対象として調査を実施した(実施日:2013年5月24日~5月28日)。回答者は、開業医、勤務医の男女計302人。質問内容は、モンスター・ペイシェント」の実態と対策、それによる仕事への影響、自由回答など。 Q.1 これまでに、患者あるいはその家族から暴言を言われたり、暴力を振るわれたりした経験がありますか。 患者あるいはその家族から暴言を言われたり、暴力を振るわれたりした経験がある医師は、全体の78.5%。このうち、男性勤務医は79.4%、開業医は78.6%、女性勤務医は77.3%だった。 Q.2 「過去1年間」に暴言を言ったり、暴力を振るう患者あるいはその家族に、 何回遭遇しましたか。 患者あるいはその家族から暴言を言われたり、暴力を振るわれたりした経験がある医師に対し、過去1年間に暴言を言われた回数を聞いたところ、最も多かったのは「過去1年間は経験ない」...