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「金品要求されたことある」1割◆Vol.4

医師調査 2013年6月10日 (月)  島田 昇(m3.com編集部)

Q.7 「暴言・暴力」を通じて要求してきたことは何でしたか。 患者やその家族が「暴言・暴力」を通じて要求してきたことは、「口頭での謝罪」が48.9%で最も多く、「責任者による謝罪」が40.5%の二大要求であることが分かった。次いで多かったのは「金品」(11.8%)で、過去1年間に暴言・暴力の経験がある医師の1割は、金品を要求されていたことが明らかになった。続いて「書面での謝罪」(9.2%)、「土下座」(4.6%)の順。 「その他」の自由回答では、「ただ怒鳴るだけで何を要求しているか不明」(大学病院勤務、30代女性)、「社会的な抹殺」(公的病院勤務、40代女性)、「誠意を見せろと詰め寄る。具体的に金品を要求することはない。説明を尽くしても誠意を見せろと繰り返す。部長、事務長も巻き込み、治療費を病院持ちとし、慰謝料も支払えと」(公的病院勤務、50代男性)、「謝罪は要求されない。殺すぞ!と言われた」(民間病院勤務、40代男性)などの経験が寄せられた。 Q.8 実際には、暴言を言ったり、暴力を振るう患者あるいはその家族にどのように対処しましたか。 暴言・暴力への対処法を聞くと、「患者の気が済む...