上司、事務も守ってくれない◆Vol.8
医師調査
2013年6月21日 (金)
島田 昇(m3.com編集部)
Q.14 これまで最も問題だと感じた患者の言動が、ご自身にどのような影響を及ぼしましたか(複数回答可)。 これまで最も問題だと感じた患者の問題言動について、医師自身にどのような影響を及ぼしたかを聞くと、「怒りを感じた」が最も多く55.3%、次いで「今後の診察は拒否したいと思った」50.0%、「落ち込んだ」45.7%と続き、半数前後の医師は怒りと拒絶を感じ、意気消沈していたことが分かった。続いて32.1%が「恐怖を感じた」と回答している。 このほかには、「特に影響はない」13.6%、「問題患者に遭遇していない」3.3%と問題患者の存在を特に気にしていないと見られる回答がある一方、「仕事を続けていく自信を失った」12.3%、「転職・退職したいと考えた」11.6%、「病院・診療所に行きたくないと思った」10.6%、「他の患者も含めて診察することが怖くなった」10.6%などと約1割が深刻な悩みに発展しており、わずかながら「死にたいと思った」1.3%との声まであった。 自由回答では、「退職しました」(公的病院、40代女性)、「辞職した。上司、事務も守ってくれないと実感した」(国公立病院、40代女...
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