診療報酬を引き上げ、民主党の参院選公約

民主党は6月25日、7月の参議院総選挙に向けたマニフェスト（政権公約）を発表した（資料は、民主党のホームページに掲載）。6人の女性議員とともに、民主党本部で記者会見した代表の海江田万里氏は、「女性議員の声、地域の声をマニフェストに反映させた」と語り、当政策の柱を「くらし、いのち、みらい」として、経済成長を最優先する自民党との対立軸を強調した。 6人の女性議員とともに会見した海江田民主党代表は、「くらし、いのち、みらい」を柱に経済成長を最優先する自民党との対立軸を強調した。 重点政策は、「震災復興、福島再生」を第1に掲げ、次いで「くらし（経済）」、「いのち（社会保障）」、「みらい（女性・子育て・教育）」、「憲法」、「外交防衛」、「改革」の計7項目。医療分野は、民主党政権時に2回の実績を残した「診療報酬の引き上げ」のほか、「医師・看護師不足対策」、「医療従事者の過酷な労働条件を改善」、「チーム医療の強化」、「有床診療所の活用による地域医療の充実」、「国民皆保険の堅持」、「医療保険の一元的運用の推進」、「高齢者医療制度の廃止」、「難病対策と高額医療制度の拡充」、「定期接種対象ワクチンの増加」...