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「キャリア気になる」が最多、6割弱◆Vol.1

医師調査 2013年7月2日 (火)  池田宏之(m3.com編集部)

多忙な仕事に追われる医師にとって、仕事とプライベートの両立、充実は大きなテーマ。同時に、安倍晋三首相が6月に「成長戦略」を発表し、今夏の参院選に向けて、各党が医療も含めた公約を発表するなど、医療を取り巻く環境は絶えず変化する中、制度改革の動向も目が離せない。 こうした現状を踏まえ、m3.comでは、医師は今、何に関心を抱いているのか、身近な話題なのか、それとも超高齢社会を見据えた動きなのか――。「医師の関心事」に焦点を充て、アンケートした結果を紹介していく(実施日:2013年6月10日~7月1日、回答数:651人)。 Q.1 医療界の動向で、今気になることは? Q.1ではまず、「医療界の動向で、今気になることは何か?」を複数選択で回答してもらった。最も多かったのは、「専門医制度改革や臨床研修制度改革など、医師のキャリアに関連する制度」で、57.6%。回答の中で唯一50%を超え、「総合診療医」の創設などの議論も進む背景だけでなく、キャリアに対する関心の高さがうかがえる結果となった。 次いで多かったのは「医師の過重労働、医師不足問題」で48.1%、「“医療事故調”設置を巡る動き」と、「薬の...