やはり気になるのは「知識・技術の向上」◆Vol.2

Q.2 医師個人としての仕事、キャリアパス、ライフスタイルを考えた上で、最も気になることは何か？ Q.2では「医師個人としての仕事、キャリアパス、ライフスタイルを考えた上で、最も気になることは何か？」を複数選択で回答してもらった。最も多かったのは、「臨床知識、技術のレベルアップ」で、70.0％。仕事の中心として、医学に直結した知識や技術を据える傾向が強かった。 一方で、医療界の動向を聞いたQ.1で最も回答者数が多かった「専門医取得や留学等のキャリア」（「「キャリア気になる」が最多、6割弱◆Vol.1 」を参照）は、「医師個人として気になる」ことを聞いたQ.2では、23.0％にとどまった。回答者は40代以上が85％以上を占めており、専門医制度の動向は気になるものの、自身としてはキャリアが一定程度完成している回答者が多かったことが影響したとみられる。 2番目に多かったのは、「患者との人間関係、コミュニケーション」で33.5％、3番目は「上司、同僚、コメディカルなど、職場の人間関係」が30.0％で、人間関係も比較的関心が高かった。ただ、「知識・技術」と比較すると、半数以下。 「勤務先選び、働...