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負ければ「医師会の存在価値が沈下」の声も、羽生田氏出陣式

レポート 2013年7月4日 (木)  池田宏之(m3.com編集部)

7月4日に参院選が公示されたのを受けて、日本医師連盟の副委員長で、日本医師会の組織内候補である羽生田俊氏の出陣式が同日、都内で開かれた。応援のあいさつに立った人々からは、「(負ければ)存在価値が地盤沈下する」などと危機感を示す声も上がり、医師会の組織力を試す選挙との位置付けで、羽生田氏は、上位当選に向けての意気込みを見せた。 「すべての人にやさしい医療を」とのスローガンを紹介した、日医の組織内候補である羽生田俊氏。 羽生田氏は自民党公認で、30人弱が立候補している全国比例区からの出馬。出陣式には、都道府県の医師連盟の幹部や日本医師会の職員が参加。あいさつに立った日医連の横倉義武委員長は、「医療界の代表として負けられない戦い」と力を込めた。100万人を超えるサポーターが集まったことにも触れ、「これが本当の票になるように、期間中戦ってほしい」と呼びかけ、羽生田氏の上位当選を目指したい考えを強調した。 自民党国会対策委員長で、医師資格を持つ鴨下一郎氏は、全国比例区の投票用紙で「自民党」と書いても、按分票にしかならないことを紹介し、「各団体からも比例の候補者は出ている」と述べ、医師会の組織力を...