「政策実現には日医強化」が4割弱◆Vol.2

Q.2 医師の立場で政策提言力をより強くする方法は？ Q2では、「医師の立場で政策提言力をより強くする方法」を、複数選択で聞いた（調査概要は、「医師過剰時代「来ない」、勤務医の4割◆Vol.1」参照）。6月の調査では医師会員から、「今後の医療の在り方については、医療従事者や政治家だけではなく、全国民を巻き込んだ政治課題とする必要があると思う。そのために医療従事者として政策提言をもっと強くした方が良いと考えるが、どうすれば可能になるか、実現へ近づけるのかについて、意見を聞いてみたい」との声が寄せられていた。 全体の結果を見ると、「日本医師会の政治力・組織率を上昇させる」が最多の35.8％となり、3人に1人以上は、日医の力がアップすることを望む結果となった。「日本医師会以外の医師の団体を新設する」が16.1％だったことを考えると、日医に対する相対的な期待感が伺われる結果となった。 参院選も控える中、僅差で2位だったのは「医師免許を持った政治家を増やす」で35.6％。3番目に多かったのは、「医療関係団体が一枚岩になり活動する」で32.2％。医師関連団体、病院関連団体、コメディカル関連団体が、...