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「早めに紹介」と「できるだけ対応」が拮抗 他科疾患◆Vol.5

医師調査 2013年7月17日 (水)  池田宏之(m3.com編集部)

Q.5 他科の疾患の治療、紹介のタイミングは? Q5では、「他科の疾患の患者を診察する際の、治療程度や紹介のタイミング」を聞いた(調査概要は、「医師過剰時代「来ない」、勤務医の4割◆Vol.1」参照)。6月の調査では、医師会員から、「『どの程度まで他科の疾患を治療するか?』『どの時期に他科に紹介するか?』を聞いてみたい」との声が寄せられていた。 合計でみると、「自分の専門外と考えたら、早めに他科に紹介する」が47.3%、「自分の持っている知識、技術で対応できるとことまでは診療する」が46.4%で、ほぼ同程度となった。「自分で他科の診療知識を学びながら、対応できるところまでは診療する」という、最も積極的な回答をした医師も6.3%いた。上記3つ以外に「その他」の選択肢も設けたが、選択した医師会員はなかった。 開業医のみをみると「早めに紹介」と「持っている知識でできるだけ対応」が同数。「他科の診療知識を学びながら対応」も6.7%で、勤務医の6.1%よりわずかに多く、開業医の方が、わずかながら専門外の疾患を積極的に診療する傾向にあった。 【掲載スケジュール】 医師過剰時代「来ない」、勤務医の4...