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羽生田氏当選も30万票の目標に及ばず

レポート 2013年7月23日 (火)  池田宏之(m3.com編集部)

日本医師連盟の組織内候補として出馬し、24万9818票を獲得して当選した羽生田俊氏(『日医・羽生田氏、開票後10分で「当確」』を参照)。日医連は、2007年、2010年と2回の参院選で推薦候補者を国会に送り込めなかったため、全力を挙げて支援し、羽生田氏自身も1月の立候補決定以来、全都道府県を巡り、支持の拡大を図ってきた。羽生田氏は自民党比例代表内でも6位の得票数で当選したものの、日医連の掲げた「30万票」の目標には届かなかった。自民党への追い風が吹いた状況もあり、「盤石な組織が復活した」とは言い切れない側面もありそうだ。 福田元首相、群馬県知事も応援 投開票日2日前の7月19日、羽生田氏は、自身のクリニックがある地元、群馬県前橋市で決起大会を実施した。市内のホテルに400近い座席を準備したところ、座りきれないどころか、会場に入れない人が出た。 投開票日2日前の群馬・前橋市での羽生田俊氏の決起大会は、全席埋まり、立ち見が出るほど盛り上がった。 「自民圧勝」の予測が流れる中、日医連の今村聡副委員長が参加し、「出口調査は予断を許さない。残り2日間、回りの人を誘って、(羽生田氏の)名前をしっか...