「MYカルテ」、全国に先駆け宮城で実現◆Vol.2
スペシャル企画
2013年7月30日 (火)
橋本佳子(m3.com編集長)
ITが変わる、医師が変わる 第2部:カルテ活用が改革のカギ Vol.1◆カルテ共有で医師淘汰時代に Vol.2◆「MYカルテ」、宮城で実現 Vol.3◆柏プロジェクト、東大の支援で Vol.4◆進化続ける「あじさいネット」 Vol.5◆「命のMICカード」独自開発 Vol.6◆スマホでアレルギー管理 Vol.7◆「1国民、1カルテ」が改革の要 Vol.8◆820万人分の患者DB構築 Vol.9◆レセデータで人工透析減らせ! Vol.10◆最大の課題はマイナンバー 特集ページはこちら 〉〉 約230万人の宮城県民は、いつでも、どの医療機関を受診しても、過去のカルテを参照しながら、診察してもらうことができる――。 こんな取り組み、いわば「MYカルテ」の運用がこの7月から、東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県の石巻と気仙沼の2つの医療圏で本格化した。「みやぎ医療福祉情報ネットワーク」(MMWIN)の地域医療福祉情報連携システムだ(以下、MMWIN)。両地域の診療所や中核病院だけでなく、東北大学病院も参加している。診療情報の共有は、病診連携で多いパターンの「一方向」ではなく、「双方向」、つま...
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