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「1国民、1カルテ」が改革の「1丁目1番地」◆Vol.7

スペシャル企画 2013年8月6日 (火)  橋本佳子(m3.com編集長)

ITが変わる、医師が変わる 第2部:カルテ活用が改革のカギ Vol.1◆カルテ共有で医師淘汰時代に Vol.2◆「MYカルテ」、宮城で実現 Vol.3◆柏プロジェクト、東大の支援で Vol.4◆進化続ける「あじさいネット」 Vol.5◆「命のMICカード」独自開発 Vol.6◆スマホでアレルギー管理 Vol.7◆「1国民、1カルテ」が改革の要 Vol.8◆820万人分の患者DB構築 Vol.9◆レセデータで人工透析減らせ! Vol.10◆最大の課題はマイナンバー 特集ページはこちら 〉〉 AoLaniプロジェクト――。亀田総合病院(千葉県鴨川市)などを運営する医療法人鉄蕉会が今年度から進めている、医療をはじめ社会保障関連の情報の集約化と活用を目指したプロジェクトの名称だ。ハワイ語で「Ao」(アオ)は「雲」、「Lani」(ラニ)は空。クラウドコンピューティング技術をベースとしたシステム構築が、医療改革のカギと考える理事長の亀田隆明氏が命名した。 最終形は、「1国民、1ヘルスケアデータベースの全国展開」。その実現が医療改革の「1丁目1番地」と強調する亀田氏は、実証実験を独自に行い、鴨川の地...