820万人分の患者DB構築、徳洲会◆Vol.8
スペシャル企画
2013年8月7日 (水)
橋本佳子(m3.com編集長)
ITが変わる、医師が変わる 第2部:カルテ活用が改革のカギ Vol.1◆カルテ共有で医師淘汰時代に Vol.2◆「MYカルテ」、宮城で実現 Vol.3◆柏プロジェクト、東大の支援で Vol.4◆進化続ける「あじさいネット」 Vol.5◆「命のMICカード」独自開発 Vol.6◆スマホでアレルギー管理 Vol.7◆「1国民、1カルテ」が改革の要 Vol.8◆820万人分の患者DB構築 Vol.9◆レセデータで人工透析減らせ! Vol.10◆最大の課題はマイナンバー 特集ページはこちら 〉〉 大腸癌の患者に、化学療法(姑息的XELOX+BV療法)を実施した場合に、どんな副作用がどの程度の頻度で発生するか、果たして論文等で発表されているデータは、実臨床と合っているのか、バリアンスはどの程度発生するか――。 徳洲会グループの2病院では、試験的に2012年4月から、このような分析をするためのデータを収集している。既に、副作用によっては論文データよりも頻度が高いもの、あるいは低いものがある一方、論文では報告されていない副作用が見られることなどが明らかになっている。 「臨床試験における症例数は必ずし...
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