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年功序列廃止なら「手技で評価」が6割超◆Vol.11

医師調査 2013年7月30日 (火)  池田宏之(m3.com編集部)

Q11では、「年功序列でない給与体系にする場合、どのような基準で医師の力を評価すべきか」を、複数選択で聞いた(調査概要は、「医師過剰時代「来ない」、勤務医の4割◆Vol.1」参照)。6月の調査では医師会員から、勤務医の会員から「同じ勤務医なのに、仕事量の違いがあるのに、滅茶苦茶忙しいドクターもいれば、1日中、パソコンしたり、おしゃべりしたりしているドクターもいる。同じ給料というのは、どう思いますか?」という、正当な評価の在り方についての疑問が寄せられていた。いまだに根強い年功序列の問題とからめて、質問を作成した。 Q.11 年功序列を廃止した場合、医師の評価ポイントは? 全体の結果を見ると、最も多かったのが、「手技レベル(多様さ、難易度が高いスキルを持つ)など」が61.5%となり、唯一半数を超えた。2位は「経験の豊富さ」が45.6%となり知識・技術的な側面が続いたが、3位に「経営面の売上貢献」(44.6%)が入った。給与の評価に当たっては、経済的な側面を重視する傾向が、比較的強い結果となった。同率の3位で「知識の豊富さ」、4位「勤務態度」(44.0%)、5位「治療成績」(42.8%)と...