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ニーズ高まるのは「内科」が4割超◆Vol.13

医師調査 2013年8月5日 (月)  池田宏之(m3.com編集部)

Q13では、「今後、ニーズが高まると考えられるのは、基本領域の診療科の中でどれか」を、複数選択で聞いた(調査概要は、「医師過剰時代「来ない」、勤務医の4割◆Vol.1」参照)。6月の調査では医師会員から、「眼科、皮膚科開業医は今後とも増えるのか、聞きたい」といった具体的な診療科を挙げた質問が寄せられたほか、「一度も勧めたことがないのに、息子が医師になりたいと言っている。正直、その返答に苦慮している。医師の職業としての未来は明るいと思うか」といった率直な疑問も寄せられた。基本領域の選択肢を準備して、未来の展望を聞く質問とした。 Q.13 今後、ニーズが高まると考えられるのは、基本領域の診療科の中でどれか? 全体の結果を見ると、最も多かったのが、「内科」で40.7%。診療の幅の広さに加え、急速な高齢化の進展が背景にあるとみられ、唯一4割を超えた。内科に続いて、30%を超えたのは、「精神科」(34.0%)「総合診療科」(33.8%)「救急科」(31.4%)の3つで、近年注目を集めてきた診療科が並んだ。 一方、最も低かったのは「臨床検査」で1.2%、「皮膚科」3.7%、「耳鼻咽喉科」4.9%と...