「ネット書き込みで診療に悪影響」は5%弱◆Vol.14
医師調査
2013年8月7日 (水)
池田宏之(m3.com編集部)
Q14では、「インターネットの口コミサイトや匿名掲示板等で、書き込みによって診療に悪い影響を受けたことがあるか」と、経験がある場合はその内容を聞いた(調査概要は、「医師過剰時代「来ない」、勤務医の4割◆Vol.1」参照)。6月の調査では医師会員から、「インターネットで書き込みをされたり、投書されたりされた医師に、診療に影響(患者数が減った、診療に対するモチベーションが維持出来なくなり辞めたくなったなど)があったか聞きたい」といの声が寄せられていた。 Q.14 インターネットの口コミサイトや匿名掲示板等で、書き込みによって診療に悪い影響を受けたことがあるか? 全体の結果を見ると、「ある」が5.7%で、「ない」が94.3%という結果となった。インターネットの利用率が9割近くなり、匿名での情報交換ができる環境が広がる中、影響を受けた経験のある医師は20人に1人程度にとどまる結果となった。勤務医と開業医の違いはほとんどなかった。 インターネットの書き込みによる影響として寄せられた主な意見は以下の通り。 【勤務医】 ・ある患者から実名で中傷を受けた。人一倍熱心に仕事をしてきたつもりだったのでモチ...
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