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「患者にネットで情報提供あり」15%◆Vol.2

医師調査 2013年8月8日 (木)  島田 昇(m3.com編集部)

Q.2 勤務先(あるいは、ご自身の病医院)において、ネット(一般のインターネット回線あるいは専用回線)を介して、患者のカルテなどの診療情報を、他施設あるいは患者自身に提供する仕組みはありますか。また「2025年」に、こうした情報共有は普及するとお考えですか。 現状について 勤務先で患者のカルテなど診療情報を他施設へネット経由で情報提供する仕組みについて、「ない」と回答したのは71.6%だったのに対し、「ある」と回答したのは22.2%、「分からない」は6.2%。現状でネット上で施設間で診療情報の共有に取り組む病院や診療所は、2割強にとどまることが分かった。 患者へネット経由で診療情報を提供する仕組みについては、「ない」が78.2%と8割程度だったものの、「ある」との回答も15%に達し、「分からない」は6.8%だった。 2025年について 現状と比較し、社会保障・税一体改革の節目である2025年に診療情報を他施設へネット経由で情報提供する仕組みがどれくらい普及するかを予測してもらったところ、「一部の施設にとどまる」が最も多く34.0%、次いで「大半の施設で普及」28.0%、「半数程度の施設...