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68%が「診療情報は患者のもの」◆Vol.4

医師調査 2013年8月15日 (木)  島田 昇(m3.com編集部)

Q.5 ご自身が書いたカルテを、他施設の医療者と共有することに抵抗はありますか。 自筆のカルテを他施設の医療者と共有することへの抵抗について聞くと、「あまり抵抗ない」が41.2%で最も多く、次いで「やや抵抗ある」30.6%、「抵抗ある」15.4%、「抵抗ない」12.6%の順。自筆のカルテの共有に計53.8%の医師が「抵抗ない」あるいは「あまり抵抗ない」としており、「抵抗ある」と「やや抵抗ある」の計46.0%を上回っていることが分かった。 Q.6 患者のカルテなどの診療記録を「統計情報化したデータ」は、誰のものだとお考えですか(複数選択可)。 患者のカルテなどの診療記録を「統計情報化したデータ」について、誰の所有物と思うかを複数選択で聞くと、「患者自身」が最も多く68.0%、次いで「医療者(記録を書いた本人)」59.2%、「医療者(記録を書いた人以外にも)」34.8%の順だった。「家族」(10.8%)、「行政」(8.0%)、「保険者」(7.4%)はいずれも10%前後にとどまり、半数以上の医師が「統計情報化したデータ」を患者、あるいは診察に当たった医師のものであると考えていた。 【掲載スケ...