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「電子カルテの利点と欠点は同等」3割◆Vol.5

医師調査 2013年8月19日 (月)  島田 昇(m3.com編集部)

Q.7 過去10年間、医師の仕事をする上で、電子カルテが及ぼした影響をどう評価されますか。 過去10年間、医師の仕事に電子カルテの普及が及ぼした影響について聞くと、「メリットがデメリットを上回る」が51.6%と最も多く、半数以上の医師が電子カルテの普及を評価していることが分かった。これに対し、「メリットとデメリットは同等」が30.4%、「デメリットがメリットを上回る」も18.0%で、デメリットの多さを感じている医師も少なくなく、評価が割れていることも明らかになった。 Q.8 過去10年、医師の仕事をする上で、電子カルテが及ぼしたメリットとデメリットは何だとお考えですか(複数選択可)。 電子カルテの具体的なメリットを複数選択で聞くと、「院内の医師との情報共有が容易になった」が52.8%と最も多く、次いで「患者情報が把握しやすくなった」47.8%、「カルテ記載が容易になった」47.0%、「紹介状などの文書作成が容易になった」42.8%、「院内の他職種との情報共有が容易になった」37.4%など、情報共有と事務作業の軽減を指摘する声が多かった。以下、「診断や治療の支援ツールになった」20.0%...