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新薬12成分25品目、薬価収載

レポート 2013年8月21日 (水)  橋本佳子(m3.com編集長)

中央社会保険医療協議会総会(会長:森田朗・学習院大学法学部教授)が8月21日開催され、新薬12成分、25品目の薬価が決定した。薬価収載は8月27日の予定(資料は、厚労省のホームページに掲載)。 内訳は、内用薬6成分18品目、注射薬5成分5品目、外用薬1成分2品目。厚生労働省の「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会」で、医療上の必要性が高いと判断され、国から要請を受けて開発したのは2成分。診断薬のアラベル内用剤(アミノレブリン酸塩酸塩)と、解熱鎮痛消炎剤のアセリオ静注液(アミノアセトフェン)。 新薬には14日の投与制限があるが、降圧薬のイルトラ配合剤LD、HD(イルベサルタン/トリクロルメチアジド)は、1年以上の臨床経験がある2剤の配合剤であることから、処方日数制限は設けないこととされた。ルナベル配合剤ULD(ノルエチステロン/エチニルエストラジオ―ル)は月経困難症に対する薬であり、21日間連続投与、7日間休薬という28日サイクルで投与することから、処方日数制限は30日とされた。 関節リウマチに対する、オレンシア皮下注(アバタセプト製剤)は、外来通院が困難で患者が在宅で使用するこ...