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学生アプリが服薬支援を変える【医療学生ラウンジ】

スペシャル企画 2013年9月4日 (水)  山田留奈(m3.com編集部)

若手応援! ドリームマッチング 参加団体 東北若手医師ネットワーク 電子書籍『医療系学生の挑戦』 特集ページはこちら 〉〉 2013年8月31日、ある医療系学生たちのひと夏をかけた挑戦が結実した。彼らはたった2カ月間で、医療界を変える革新的なアイデアを形にしてみせた。学生が医療現場の問題解決につながるスマートフォン(スマホ)アプリを開発して競うコンテスト「AppliCare」。最終選考会で選ばれた作品は、チーム「スウェッツ」が開発した服薬支援サービス「flixy」。3Dプリンタで作った独自のピルケースの開閉を感知し、自動的にアプリが服薬状況を記録する。服薬コンプライアンスやアドヒアランス向上の一手として、医療とITの専門家をも唸らせる画期的なものだった。 講評を行う審査員長の亀田隆明氏(医療法人鉄蕉会理事長)。他にも杉本真樹氏(神戸大学大学院医学研究科特命講師)、森川富昭氏(慶応義塾大学政策・メディア研究科准教授)、森田弘一氏(経済産業省商務情報政策局ヘルスケア産業課長)など、医療とIT関連の第一人者8人が審査員を務めた。 アプリで医療の課題を解決 「AppliCare」は医療系学生の...