1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. 「定年で引退」が勤務医の2割◆Vol.2

「定年で引退」が勤務医の2割◆Vol.2

医師調査 2013年9月11日 (水)  池田宏之(m3.com編集部)

Q1で聞いた医師としての仕事を引退する時期を聞いたのと併せて、開業医以外の医師には「定年後の進路」、開業医には「後継を探しているか」を聞いた(調査概要は、『4割弱が「65歳までに引退」◆Vol.1』参照)。質問を募集した調査では、医師会員から「定年後の仕事はどうするのか。産業医などになるのか」といった疑問が寄せられていた。 Q.1-A 定年後の進路は?(開業医以外) 開業医以外に、定年後の進路を聞いたところ、最も多かったのが「老健や特養施設などで働く」で20.9%だったが、2番目に僅差で「仕事自体を止める」が20.4%で入った。「他の病院の勤務医」との回答も20.1%あり、トップ3はほぼ同率だった。「開業する」は7.0%、「医療と関係のない仕事をする」は5.5%となった。 「その他」の回答では、「非常勤」や「健診」といった回答が目立ったが、「医学研究」「発展途上国のために働く」「僻地などで経験が生かせるならば、医師として働きたい」といったコメントも寄せられた。 Q.1-B 後継を探しているか?(開業医) 開業医に、「後継を探しているか」を聞くと、最も多かったのは、「後を継いでもらう予定...