術者の引退「60歳まで」が半数以上◆Vol.3
医師調査
2013年9月12日 (木)
池田宏之(m3.com編集部)
Q2では、外科系の医師に対して、「手術の術者を何歳までに引退する予定か(もしくはしたか)」を聞いた(調査概要は、『4割弱が「65歳までに引退」◆Vol.1』参照)。質問を募集した調査では、医師としてのキャリアとしてのリタイアでなく「術者としての引退の年齢を聞きたい」との声が寄せられていた。 Q.2 術者の引退時期は?(外科医系の医師のみ) 結果を見ると、最も多かったのは「60歳まで」との回答で26.4%となった。次に多かったのは65歳までで17.4%。「60歳までに術者を引退する」との回答は、全体で50.3%となり半数を超えた。「引退しない」は5.1%となった。 医師の仕事を止める時期を聞いた調査(『4割弱が「65歳までに引退」◆Vol.1』を参照)では、半数以上が「70歳までに引退」と回答したことを考えると、実際の引退と、術者の引退は10年近い開きがあることとなる。 勤務医と開業医を比べると、最も大きな違いは、外科系の開業医の48.6%は「外科系だが手術していない」と回答した。 【掲載スケジュール】 4割弱が「65歳までに引退」◆Vol.1 「定年で引退」が勤務医の2割◆Vol.2 ...
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