1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. 国際医療福祉大、成田市で開校へ

国際医療福祉大、成田市で開校へ

レポート 2013年9月27日 (金)  橋本佳子(m3.com編集長)

千葉県の成田市は9月26日、住民説明会を開き、国際医療福祉大学(栃木県大田原市)を誘致し、2016年4月に看護学部と保健医療学部の2学部、計5科の大学を開校する準備を進めていることを明らかにした。 説明会の冒頭で挨拶した小泉一成市長は、大学誘致は成田市の長年の懸案であり、自身の選挙公約でも掲げていたとし、「昨今の医師不足、看護不足をはじめとする、医療従事者不足を改善し、地域医療の崩壊を食い止めるためには、医療関係者だけではなく、行政としても方策を講じる必要があると考え、医療系大学の誘致に向けて、全力を挙げて取り組んでいる」と説明、医学部新設を視野に入れた誘致であることを表明した。 国際医療福祉大学の誘致に理解を求める、小泉一成市長。 医学部新設は現在認められていないが、政府の「国家戦略特区」の候補として、成田市と国際医療福祉大学は、「国際医療学園都市構想」を提案している(『「医師淘汰で過剰回避」論に不快感、日医』、国家戦略特区については首相官邸のホームページをそれぞれ参照)。10月にも結論が出る予定だが、医学部新設が認可されなくても、2学部での開校を目指す。 キャンパスは、京成電鉄本線...