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健康教育等への関与8割が「より必要」◆Vol.13

医師調査 2013年9月30日 (月)  池田宏之(m3.com編集部)

Q12では、「予防接種以外にも、地域住民の生活習慣や生活環境の改善、健康教育による健康増進などに、医師はもっと関わるべきか」を聞き、具体的内容も自由回答で聞いた(調査概要は、『4割弱が「65歳までに引退」◆Vol.1』を参照)。あらかじめm3.com医師会員から質問を募集した調査では、高齢化を見据えた日本の医療の在り方に関する疑問や、「わが国での医療職の予防医学に関する知識レベルはこのままでも大丈夫か」といった声もあった。 Q.12 生活習慣の改善や康教育等に、医師はもっと関わるべきか 結果を見ると、最も多かったのは「ある程度思う」の55.8%。「思う」も24.2%となり、合わせて80.0%の医師が、今以上に予防や健康教育に向けて、医師が関わる必要性を感じている結果となった。「思わない」は5.4%、「あまり思わない」は14.0%だった。 結果を年齢とクロス集計すると、回答数の少ない20代を除くと、年齢が上がるにつれて、少しずつ、予防や健康教育への関与を重視する回答が増えた。「思う」「ある程度思う」との回答は、30代では76.3%だったのに対し、60代では82.4%となった。 自由回答で...