1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. 中医協委員の嘉山氏交代へ、後任は中川日医副会長

中医協委員の嘉山氏交代へ、後任は中川日医副会長

レポート 2013年10月22日 (火)  橋本佳子(m3.com編集長)

この10月26日に2期目の任期を終える、中央社会保険医療協議会委員で、全国医学部長病院長会議相談役の嘉山孝正氏が交代、後任として日本医師会副会長の中川俊男氏が委員に就任する見通しとなった。日医が推薦委員の交代を10月22日にも公表する予定。 中医協委員は3期まで再任が可能。中医協委員は、厚生労働大臣の任命だが、診療側(2号側)委員は、日医や病院団体の推薦で事実上、決定する。嘉山氏は民主党政権誕生直後の2009年10月に中医協委員に就任、2期目の途中からは日医の推薦を受ける形になっていた。 同じく2009年10月から中医協委員に就任した、日医常任理事の鈴木邦彦氏(当時は、茨城県医師会理事)、京都府医師会副会長の安達秀樹氏は、いずれも3期目も続投。 中川氏は、日医常任理事だった2007年10月から2年間、中医協委員を務めている。 そのほか、全日本病院協会会長の西澤寛俊氏も、この10月に3期目の任期を終える。その後任として、日本病院団体協議会は、日本精神科病院協会副会長の長瀬輝諠氏の推薦を決定している(『中医協委員に日精協代表を推薦、日病協』を参照)。10月30日の中医協総会から、診療側のう...