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「患者と終末期のトラブルあり」は23%◆Vol.2

医師調査 2013年11月11日 (月)  島田 昇(m3.com編集部)

Q.2 終末期医療において、患者本人や家族とトラブルがあった経験はありますか。 終末期医療における患者本人や家族とのトラブルの有無を聞くと、「ない」としたのは77.3%で圧倒的多数だったが、「ある」とした医師も22.7%存在した。 Q.3 具体的には終末期医療において、患者本人や家族とどのようなトラブルがあったのですか(複数回答、N=68)。 終末期医療における患者本人や家族とのトラブルが「ある」とした医師に対し、具体的なトラブルの内容について聞くと、「治療方針へのクレーム」が55.9%で最も多く、次いで「家族などの精神的動揺」47.1%とそれぞれ半数近くの医師が経験していた(複数回答)。続いて、「事情を知らない親族から完治を迫られた」32.4%、「患者本人の精神的動揺」22.1%、「暴言・暴力を振るわれた」14.7%、「主治医変更を要求」13.2%、「訴訟をほのめかされた」11.8%、「診断へのクレーム」10.3%、「保険金の受け取り主など金銭を巡るトラブル」8.8%、「勝手に退院された」5.9%の順。 【掲載スケジュール】 Vol.1◆「終末期ガイドラインの活用なし」が半数 「厚労...