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憐れ、日本大企業

オピニオン 2013年11月25日 (月)  吉岡秀人(ジャパンハート代表)

今も、フィリピン台風の支援は続く。昨日は200名の患者たちが押し寄せ、120名しかみれなかったそうだ。 東北の大震災のとき、ジャパンハートを支援してくれたのは誰だったか? 一般の日本人。外国の企業。 今もジャパンハートを支援してくれているのは、ドイツのルフトハンザ航空であり、BMW、アメリカのインテルだ。もちろん、同支社の日本人たちの尽力は大切な要素だ。 日本大企業は、全く、その気は無い。 ユニセフや日赤には、中身も確認せずに意気揚々と寄付をする。JALの機体には堂々と、ユニセフのロゴが刻まれる。 馬鹿な人たちだと相変わらず思うのだ。 中身もしっかり、確認せず、詳しくも知らず、ただ、それを何十年も続けている。外国企業では、申請し中身をしっかり評価して、そしてお金が下りてくる。 そうしてもらったお金だ。 日本の大企業のこの前近代的なメンタリティーとあり方は何とかならないものか?? だから庶民の寄付が、無駄になる。 大企業群のこの偉そうな上から目線の、新しい力を無視したような、あるいは否定したような態度は、絶対に修正を迫るつもりだ。 このような大企業のあり方は、少なくとも日本の恥だと思う。...