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6割の医師が他職種連携に積極姿勢

レポート 2013年11月29日 (金)  島田 昇(m3.com編集部)

中央社会保険医療協議会総会(会長:森田朗・学習院大学法学部教授)で11月29日、2012年度診療報酬改定結果検証に係る調査「病院勤務医の負担の軽減および処遇の改善についての状況調査」の結果概要(2013年度の速報)が報告された(資料は、厚生労働省のホームページに掲載)。 各診療科の責任者である「医師責任者」(有効回答1142人)と各診療科に属する「医師」(有効回答1717人)にそれぞれ、自身の診療科における勤務医負担軽減策の取り組み状況を聞くと、6割前後の医師責任者、医師が他職種連携で負担軽減に取り組んでいる現状が明らかになった。 連携先は、医師責任者は「医師事務作業補助者の配置」が最も多く65.7%、「医師業務の薬剤師との分担」58.9%、「看護補助者の配置」58.1%、「医師業務のその他コメディカルとの分担」57.7%、「医師業務の看護師・助産師との分担」57.6%などの順(複数回答)。医師も「医師業務の薬剤師との分担」62.1%、「医師事務作業補助者の配置」61.7%、「医師業務のその他コメディカルとの分担」58.1%、「医師業務の看護師・助産師との分担」54.6%と続いた。 負...