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「医療界の環境悪化」、一定の歯止め◆Vol.1

医師調査 2013年12月10日 (火)  池田宏之(m3.com編集部)

社会保障制度改革国民会議で今後の医療制度改革の方向性が打ち出され、消費税率8%への引き上げが決まり、臨床研究論文を巡る不正問題などが起きた2013年。2014年度の診療報酬改定に向けた議論も進む中、今年も慌ただしい雰囲気のまま終わりを迎えようとしている。 m3.comでは2013年を振り返り、2014年への展望をうかがうため、『アンケート:2013年の医療界』を実施した(実施日:2013年12月3~5日、医師会員1000人[勤務医と開業医それぞれ500人])。質問内容は、2013年の医療界やご自身の勤務環境について、2012年との比較と2014年の予想、2013年の10大ニュースやキーパーソン、2014年の注目トピックスなど。調査結果を、年始にかけて連載する。 Q.1-1 今年(2013年)の医療界を取り巻く環境は、医療政策、メディアでの報道、世間一般の医療に対する見方など総合的に見て、昨年(2012年)と比較してどうでしたか。 Q.1-1で「2012年と比較した2013年の医療界の環境」について聞いたところ、「悪くなった」、もしくは「とても悪くなった」という「悪化」との回答が、29....