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患者になった医師の声

オピニオン 2013年12月13日 (金)  佐藤秀次(金沢脳神経外科病院院長)

本院の広報誌「ふれあい」秋季号VOL.52の患者さんコーナーに掲載された患者さんの声を紹介します。患者さんは私と同じ脳神経外科医です。熟慮した末に私のMD手術を選択していただき、大変光栄に思うとともに医師が患者になった時にどのように治療法を選択するのか、一つの参考として紹介させていただきます。 拝復 金沢脳神経外科病院の皆様に改めてお礼申し上げます。 そして、主治医であり術者であらせられる佐藤秀次院長先生には、御礼とともに、今まったくdeficitなく日常生活・スポーツ・仕事において、発病前に変わらないパフォーマンスを発揮できていると、すなわち術後4年のoutcomeはexcellentであることを、ご報告申し上げておきたいと思います。 わたくしも4年前の夏、この「患者さんコーナー」に書かれている皆様と同様に、腰痛と間欠性跛行(ある期間歩いていると徐々に歩行が苦しく痛くなって歩けなくなる。休むと再び可能となるという腰椎脊柱管狭窄症の症状)に苦しみ、この金沢脳神経外科病院を訪れたのでした。そして佐藤院長先生による手術を受け、今こうして元気に以前にもまして活躍?していられるという現実をみる...