病棟に置いたチョコ、“生存期間”は51分
オピニオン
2013年12月17日 (火)
倉原優(呼吸器内科医)
これもクリスマスBMJです。病棟にチョコレートを置いたら、どうなるかという研究です。 Parag R Gajendragadkar, et al. The survival time of chocolates on hospital wards: covert observational study BMJ2013;347doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.f7198 目的: 病棟環境におけるチョコレートの消費量を定量化すること。 デザイン: 多施設共同プロスペクティブ観察研究。 研究場所: 著者らが勤務するイギリス3病院における4病棟。 研究参加: 病棟におけるネスレのQuality Street チョコレート 、キャドバリーのRosesチョコレート、およびそれらを食べた誰か。 介入: 観察者は2つの350gボックスチョコレートをそれぞれの病棟に置いた(合計8ボックス、258個)。これらの箱は持続的に観察下におかれ、それぞれのチョコレートが食べられた時の時間を記録した。 アウトカム: チョコレートの生存期間中央値。 結果: チョコレート258個中1...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。