医師数30万人突破、20代は女性35.5%
レポート
2013年12月17日 (火)
橋本佳子(m3.com編集長)
厚生労働省が12月17日に公表した、「2012年医師・歯科医師・薬剤師調査」によると、2012年12月31日現在の医師数は30万人を超え、30万3268人に上ることが明らかになった(資料は、厚労省のホームページに掲載)。2010年調査と比べると、8219人、2.8%の増加。 医師のうち、医療施設に従事しているのは28万8850人で、病院18万8306人、診療所10万544人という内訳。 以下、医療施設の従事者を見ると、人口10万人当たりの医師数は226.5人で、2010年比で7.5人増。地域差が大きく、最も多い京都府は296.7人、次いで徳島県296.3人、東京295.7人。一方、最も少ないのは埼玉県148.2人、次いで茨城県167.0人、千葉県172.7人となっている。最多の京都府と最小の埼玉県では2倍の開きがある。 小児科、産婦人科、外科は増加 性別は、男性は23万2161人(80.4%)で2010年比2.1%増であるのに対し、女性は5万6689人(19.6%)で同比7.0%増と伸びが顕著。女性医師の割合は、年齢階級が低くなるほど多く、「29歳以下」では35.5%を占める。 平均年...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。