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2014年、会員の注目トピックスは?◆Vol.5

レポート 2013年12月24日 (火)  池田宏之(m3.com編集部)

Q.4 2014年度の注目トピックスは何ですか。 Q.4で「2014年の注目トピックス」を複数回答で聞いたところ、勤務医・開業医ともに、1位は「2014年度診療報酬改定」となった。官邸や財務省の引き下げ圧力が強く、全体の改定率は、12月20日にプラス0.1%、消費税負担の引き上げを考慮するとマイナス1.26%という結果に決まった。ただ、個別の改定項目の議論は、2014年に入ってからも続くため、7対1入院基本料への対応や勤務医の処遇改善、地域包括ケアシステム構築に向けた評価などに、関心が集まりそうだ。 2位についても、勤務医と開業医は同じで「8%引き上げに伴う消費税問題」となった。実質、医療機関の負担増加が決まったが、10%へ引き上げの検討も始まる。日本医師会などは「10%改定時の抜本的解決」を求めているが、2年足らずの間に対応方針を決め、実施するのは容易ではなく、抜本的解決が実現するかは未知数だ。 3位は「TPP(環太平洋経済連携協定)問題の行方」で、こちらも勤務医と開業医で同じだった。2012年の調査では、TPPが1位だったが、2013年には安倍晋三首相が、交渉参加を表明(2012年...