1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. 医学部新設は医師過剰時代の始まり◆Vol.8

医学部新設は医師過剰時代の始まり◆Vol.8

医師調査 2014年1月9日 (木)  池田宏之(m3.com編集部)

Q.7で「2014年の医療界で社会の注目を集めそうな出来事、あるいは注目している医療界の動き」を、無回答も可能な自由回答形式で聞いた。診療報酬改定に対する危機感やTPP(環太平洋経済連携協定)などに関する意見が多かったものの、会員ごとに様々な興味を持っていることを伺わせる結果となった(アンケートは、2014年度の診療報酬改定率が決定する前の2013年12月3~5日に実施)。 主な意見は以下の通り。 【診療報酬改定と消費増税】 ・医療費カットは、世界の動きに逆行している。 ・診療報酬の改定。今回はこれからの医療の行く末の試金石となりそう。 ・混合診療の是非。健康保険の財源確保のため重篤な疾患の補填にシフトしていかざるを得ないであろうから。 ・消費税増税後の患者動向が気になる。 ・医療費支払い負担増問題。格差社会の広がりがさらに進み医療を受けられない人が出てくる。 ・消費税増税により、赤字病院の増加と倒産が増える。 ・診療報酬改定により、地域医療が崩壊していく可能性が高い。 ・診療報酬削減などで、日本の医療は崩壊し、救急医療をはじめ存続不能、医療機関の倒産が相次ぎ、平均寿命が確実に短くなる...