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多剤処方減算反対が350件超え、診療報酬パブコメ

レポート 2014年2月5日 (水)  池田宏之(m3.com編集部)

中央社会保険医療協議会総会(会長:森田朗・学習院大学法学部教授)の2月5日の会議で、1月に募集したパブリックコメントの結果が発表された(資料は、厚生労働省のホームページに掲載)。1027人から、延べ1992件の意見が寄せられた。最も多かったのは「精神疾患に対する医療の推進」に関するもので437件、うち354件が向精神薬の多剤処方による精神療法の減算に反対する意見だった。 他に多かったのは、「歯科医療の推進」(319件)、「在宅医療を担う医療機関の確保と質の高い在宅医療の推進」(221件)、「入院医療」(216件)、「消費税率8%の引き上げに伴う対応」(136件)で、いずれも100件を超す意見が寄せられた。 在宅医療関連では、同一建物内の訪問看護指導料の引き上げを求める意見が34件、在宅療養支援診療所でない医療機関の訪問診療評価を求める声が15件、それぞれ寄せられた。7対1と10対1の入院基本料の特定除外制度廃止に反対する意見も多かった。 パブリックコメントは1月16日から1月24日にかけて受け付け、メールや郵送で1027件が寄せられた。年齢では40歳から64歳が65.2%。職業別で見る...