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医師の安倍政権評価、53.6点◆Vol.1

医師調査 2014年2月10日 (月)  池田宏之(m3.com編集部)

2012年12月に安倍晋三政権が誕生して、1年強が経過した。自民党は、2013年7月の参院選でも圧勝し、安倍政権の基盤は盤石と思われる中、医療関連の政策は、この1年間で、大きく動いている。安倍首相は、経済成長を目指し、医療の成長産業化に期待をかけ、規制改革を進める一方、民主党政権ではわずかながらプラス改定となっていた診療報酬改定は、2014年度は消費増税への対応分を考慮すると実質マイナス改定に終わった。 m3.com編集部では、安倍政権の1年間を振り返って、医師が政策をどう受け止め、評価しているのかを聞く「安倍晋三政権1年の医療政策評価」(実施日:2014年1月24~25日、医師会員510人[勤務医252人、開業医258人])を企画した。結果を随時紹介する。 Q.1 安倍政権1年強の医療政策を100点満点で評価すると何点ですか? Q-1では、安倍政権1年強の医療政策を100点満点で評価してもらった。平均点は、全体で53.6点。勤務医では56.3点、開業医では50.9点で、勤務医の方がやや評価が高かった。 10点刻みで、点数の分布を見ると、最も多かったのは「41-50点」が22.7%、次...