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消費税「患者から徴収」3割が支持◆Vol.3

医師調査 2014年2月14日 (金)  池田宏之(m3.com編集部)

Q.4 2014年度診療報酬改定の消費税対応は、満足のいくものでしたか? Q-4では、2014年度の診療報酬改定で、改定率プラス0.1%、消費増税対応分(1.36%)を考慮すると、実質マイナス1.26%となったことを受けて「満足な対応だったか」を聞いた。 最も多かったのは「不満」との回答で45.3%。「どちらかと言えば不満」も22.4%となり、7割弱の会員が不満を感じている結果となった。「満足」は1.2%、「どちらかと言えば満足」は4.5%で、合わせても1割に満たなかった。 医療機関の消費税負担について、厚生労働省は今改定前、「診療報酬に上乗せして補填している」と 説明していたが、項目の増減で実際にどの程度補填されているかは不明確で、医療機関が主張する負担に対して十分な補填がされておらず、実質的に医療機関の負担となる「損税」の問題が発生していた。今回は、損税の問題が発生している状態にもかかわらず、消費税増税のタイミングで、実質マイナス改定となったことが、不満につながったとみられる。 Q.5 医療機関の消費税における損税問題。望ましい解決方法は、何ですか? Q-5では、2015年10月に...