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適応外処方の容認、半数が希望◆Vol.8

医師調査 2014年2月26日 (水)  池田宏之(m3.com編集部)

Q.13 適応外処方を医師の裁量で認める(保険審査で査定されない)ルールの導入をどう考えますか? Q13では、国家戦略特区で規制改革議論が進む中、保険外併用療養がテーマになっていることを踏まえて、一例として、「適応外処方を医師の裁量で認める」ルールの導入可否を聞いた。 最も多かったのは、「認めるべき」の49.2%。次いで「どちらとも言えない」30.6%、「認めるべきではない」が20.2%という結果となった。 日本では「55年通知」で、保険収載された一部新薬などについて認められているが、海外では薬事承認と保険適応が分離して考えられ、エビデンスレベルが高い医薬品は、保険適用されるケースが多い。治験の遅れなども影響するドラッグラグの問題だが、「適応外処方の拡大」での対応にも、前向きな声があることがうかがえる。 Q.14 医療に関する規制改革は、現状以上に進めるべきと考えますか? Q.14では、「現状以上に、医療に関する規制改革を進める必要があるか」を聞き、「はい」と回答した場合は、具体的な項目を聞いた。その結果、「いいえ」が77.6%で、4人に3人以上が、現状以上の規制改革を望んでいなかった...