処方薬もネット販売容認は15％◆Vol.9

Q.15 医薬品のネット販売について、どう考えますか？ Q15では、2013年12月に、一部を除いて一般用医薬品のネット販売を容認する薬事法の改正案が成立したことを受けて、「今後の医薬品のネット販売の在り方」について聞いた。最も多かったのが「現状で良い」の36.1％となった。次いで多かったのが、「一般用医薬品についても、縮小・禁止」で24.3％となり、ネット販売を現状以上に進めることに対して、消極的な意見が6割を超えた。 「処方薬を含めず、推進」は22．9％、「処方薬も含めて、推進」は15.7％となった。楽天の三木谷浩史会長兼社長は処方薬のネット販売規制を「時代錯誤」と批判し、処方薬の対面販売が法案化された場合、裁判で争う姿勢を見せている（『処方薬のネット販売規制、「時代錯誤」』を参照）。1.0％のその他意見では「販売業者が全責任を負うというなら賛成」「調剤費を下げるなら可」といった意見があった。 その他、医薬品のネット販売について寄せられた自由意見は、以下の通り。 【処方薬を含めて推進】 ・何か起きた時に、処方した医師への責任がなくなるから。買った薬局か製薬会社に文句を言えばよい時代...