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サブスペシャリティ、技術認定も新機構で - 池田康夫・日本専門医制評価・認定機構理事長に聞く◆Vol.3

インタビュー 2014年3月27日 (木)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

――新機構はいつ頃スタートする予定ですか。 当初は3月中を予定していたのですが、日本医学会が日本医学会連合として法人化するのは4月になります(『日本医学会の新法人、4月に発足へ』を参照)。それを待って、新機構も、日本医学会連合を設立時の社員にする形で登記する予定です。日本医師会と、その定款内の組織である日本医学会がそれぞれ社員になる形では、分かりにくいからです。 池田康夫氏は、サブスペシャリティ、技術認定も、「日本専門医機構」で認定し、専門医制度全体の整合性が図れる仕組みを目指す。 それまでの間に、新機構の理事会が準備委員会の形で、議論を進めます。理事会には、業務執行の責任がありますが、理事会の下に各種委員会を作らないと機能しません。正式に登記されたら、総務や財務など各種委員会を組織します。さらに、専門医の認定などを行う委員会(専門医ボード(board))や、養成プログラムや施設の認定などを行う委員会を、各診療領域別に置きます。ボードのメンバーは、各学会に依頼してある程度決めてもらうことになりますが、全てではなく、類似の領域の人に入ってもらうこともあるでしょう。例えば、脳神経外科では、...