『震災後に命を守る』を子どもと考える
オピニオン
2014年3月14日 (金)
野中沙織(久留米大学医学部医学科1年)
2014年2月22日(土)と 23日(日)の2日間、「アカデミーキャンプ onメディカル3rd ~震災後に命を守る~」という宿泊型のイベントに、ファシリテーターとして参加してきました(アカデミーキャンプの概要はこちら、今回の活動報告はこちら)。 このイベントは常陸太田市西山研修所(茨城県)を会場に、福島県の小中高生18人、関東を中心とする医学生8人、医療系学生6人、東日本大震災復興に携わってきた学生社会人11人、そして全体を統括する学生・社会人6人、計51人で行われました。参加者は、各属性のメンバーを含む1班6,7人に分けられ、自分の専門性を生かして議論に臨みました。 アカデミーキャンプは、 2011年夏から「原発事故の影響を受けた地域のこどもたちに、頭と身体を思い切り動かしながら遊び、学べる機会を。」というテーマで、学校の長期休暇や週末を中心に、小学生から高校生までを対象として、関東や福島県内、台湾で様々な「学び」があるキャンプを提供しています。野外型や宿泊施設を用いたキャンプを含め、これまでに500人を超える子どもが参加してきました。 私は2013年 9月に行われた医療をテーマとし...
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